グッと寒さが増してきたこの頃。
湯原の水源となっている大山は早くも冠雪。自然釣り場の周辺も紅葉が見頃となった11月13日。晴れ間をねらって湯原へ行ってきました。今回はその様子をお届けいたします。



釣り場を覗くと、あちこちで大型が産卵しています。
60㎝を優に超える鱒が追いかけあったり、尾鰭で産卵床を掘ったりする姿は大迫力。産卵に参加する鱒はそっと見守りたいものです。


「産卵個体には手を出さない。川へ入る際は、産卵床を避ける。」これも湯原鱒を未来へ残すために大切なことだと思います。


10時釣り開始。
相変わらず、小型がライズを繰り返しています。早速、キャスト。
ところが、これが案外手強い。何とか、口を使うもファイト中にフックオフ。結局、30分くらいかかったでしょうか。
小さいからと言って、ナメてかかると痛い目に遭います。反省。


気合を入れ直して、結んだのはコカゲフローティングニンフ20番。
こちらはすんなり咥えてくれました。これが走る走る。危うく石に巻かれるところでしたが、何とかキャッチ。
ヒレピンのかっこいいやつでした。少しサイズアップしただけで、格段に引きます。ティペット交換しておいて良かった。


満足して休憩していたお昼過ぎ。
弟が遠くで何やらかけます。しかも、なかなか寄ってこない。まさかの大型!?
完全にやられた。
フラットな水面で静かにライズしていたのだそうです。フライはオナシパターン。
それにしても美しかった。正直くやしい1匹。


そんなこんなで今回も満足の釣行となりました。
週を追う毎に冬が近づいてくる11月。行けるところまで湯原へ通う所存です。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。